日本語の発音練習と一緒にひらがなを覚えましょう
Learn hiragana with Japanese pronunciation practice.
動画を再生すると、ひらがなが出てくると共に、先生の発音が聞こえます。一緒に発音をして下さい。
Play the video and you will hear the hiragana as well as the teacher’s pronunciation. Please pronounce the words together.
日本語の「イロハ」の中で、「濁点(゛)や半濁点(゜)。撥音(小さな字)や促音(小さな「っ」)が付かないものを清音と言います。
In Japanese ‘iroha’, ‘muddle (゛) and semi-muddle (゜). The Japanese language is called Seion (清音) when there are no plosives (small letters) or prompts (small 「っ」).
日本語の「イロハ」の中で「゜」(半濁点)が付いた物を半濁音、「゛」(濁点)が付いた物を濁音と呼びます。濁音のうちガ行を発音する時には、鼻濁音と呼ばれる発音の仕方があります。パソコンなどではか行の文字に「゜」(半濁点)を付けて現すことがあります。
ここでは、鼻濁音も含めて練習をしましょう。
日本語の「イロハ」の中で小さい文字(ぁ、ぃ、ぅ、ぇ、ぉ)がつくのを拗音といいます。ここではその「拗音」のうち「清音」についいた時の練習をします。
Japanese ‘iroha’ sounds with ‘˚’ (semivoiced sound) are called semivoiced sounds (Handakuon)and those with ‘゛’ (voiced sound) are called voiced sounds (Dakuon). When pronouncing the G line among the voiced sounds, there is a way of pronouncing it called nasal voiced sound. On a computer, the letter ‘゜’ (semivoiced sound) is sometimes added to the letter ‘Ka-gyo’.
Here we will practise the nasal muddled sound as well.
練習をする時の注意です
これは日本語で使われる音韻の練習のための表です。日本語は50音というのは「文字」の問題で、発音の「音」のことではありません。このように発音の領域は「国語教育」の部分で最も遅れている部分なのです。
「読む」「聞く」「話す」が国語の3大要件なのですが、「話す」部分については教科書にも「口を大きく開けて話しましょう」「真っ直ぐ前を見て話しましょう」「姿勢良く話しましょう」という指導です。これは「話す態度の」問題であり「どのように話すか」の(How To)の指導ではありません。
これから具体的な日本語の音韻の発音の仕方を練習しますが、よくあるような口の中の絵は使いません。ますますわからなくなってしまうかもしれませんから。その代わりはっきり発音できる指導者の方は(コロナが過ぎたら)、ご自分の喉などを練習する方に触らせてあげてください。舌の位置などはわかりにくいですね。それはその都度ご説明します。
まず、「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ」から。
これは「母音」と言われる音であることはご存知ですね。。では、なぜこのような並び順になっているのでしょうか。最初の「ア・エ」を続けて言ってみてください。唇が少し横に開きますが、あまり違いませんね。違うのはどこ?「舌」でしょう。「ア」では舌が割と平らになっているのに、「エ」では舌の奥の方が少し高くなっています。言語学的には「ア」は前舌母音、「エ」は後舌母音と呼ばれるのですが、こんな難しい言葉放っちゃいましょう。「イ」になると、後ろの舌の山はそれほど高くなくなります。「ウ」の時も舌はあまり変わりません。変わるのは唇ですね。そして、また「エ」に戻ります。ここまで、非常にスムーズに流れていきています。舌の動きと唇の動きがなだらかに変化しました。ところが「オ」は舌の位置は「エ」とあまり変わりませんが、唇の開き方が大きくなります。「ア」は舌が再び前に出て、また「オ」に戻ります。つまり、最初の4音はなだらかに、後の4音は割と激しく運動しているわけです。
それから実際に発音する前に申し上げておきますが、日本の母音の特徴として「口が前後に動かない」という点が挙げられます。非常に平面的に発音します。口がとんがったり、口の奥を開いて奥の方で言ったりすることがない、ということです。これが日本語の特徴と言っても良いでしょう。日本人が欧米語が下手な所以はここにあります。でも言い換えれば、口を前後に動かせば欧米語風の発音になる、ということでもあるわけです。
では、実際に発音してみましょう。最初はスタッカートで「ア・エ・イ・・・」とやってみます。口を大きく開けて、腹式呼吸で息をポンプのように送ります。向こうに壁があったら、そこの「声の直球」を投げるつもりで。その時「ア・エ・イ」までの音の高さのままで、「ウ」以下も言うことが大切です。「ウ」は中舌母音ですが、唇が狭いので、自然に音が下がります。生理的にそうなるのですが、その生理に逆らって、同じ高さの音をキープしてください。それが声を「操る」ことにつながります。
声のボリュームをコントロールすることも社会生活の上では大切です。家庭ではあまり気にしないかもしれませんが、電車の中で声が大きかったりすると気を遣いますね。ボリュームのコントロールは「息」の使い方です。息を全部声にすれば大きい声に、息を無駄に出してしまえば小さい声になります。その時、口をきちんと開けていればボリュームが下がっていても、ちゃんと声としては通じるはずです。調音訓練の時は大きい声でやってみてください。腹式呼吸でね。