A flower remembered

in memory of the victims of Fukushima, March 2011

A flower remembered can never wither;
Forever blooming as bright as day,
Its fragrance lingering like music softly playing,
A gentle voice thatʼs saying, “Iʼll never fade away.”

I hear the echoes of many voices;
Sometimes theyʼre distant, sometimes so clear;
Through all the sounds of life they seem to whisper,
ʻWill you remember, will you remember, will you remember?ʼ

The birds fly homeward across my valley
Toward the mountains all white with snow;
The birds are gone now, the mountain snows have melted,
But still I see their beauty, these scenes of long ago

The birds still fly in other valleys;
The mountain snows have turned to streams;
All things must pass, but memories are lasting:
We will remember, we will remember, we will remember.

思い出の中の花は決して枯れることはできない
1日が輝くように永遠に咲き続け
その香りは、柔らかに音楽が鳴るように名残り惜しく香り続ける
優しい声は『私は決して消え去ることはない』と言っている

私は多くのこだまが聞こえる
時々彼らは遠くにいて、時々とてもはっきりしている
すべての生命の音たちを通して、彼らはささやいているようにみえる
☆1 あなたは覚えているだろうか?
☆1 くり返し

鳥たちは飛び、私の谷を横切り、雪で覆われた真っ白な山々に向け、家路へ向かう
その鳥たちは今過ぎ去り、その山の雪は溶けてしまった
しかし、まだ私は彼らの美しさ、遠い昔のそれらの場面を見ることができる

その鳥たちは、まだ他の谷々を飛んでいる
その山の雪は小川に変わった
すべてのものは必ず変わっていく、しかし思い出たちは続いていく
☆2 私たちは忘れない
☆2 くり返し

東北の大震災の復興支援のために作曲された曲です。
この曲への思い感想

この曲、日本語歌詞のついている女声合唱版。なぜか2番の歌詞の所の出だしでオリジナルの物と音が替えられています。Toward the mountain の To の音とその次のAll の所の音が1オクターブ高く書かれています。オランダのワークショップで作曲者自身に会った時に、なぜ、このように音を変えたのか聞いてみたところ、これはおかしい。オリジナルと同じ(1オクターブ下の音)で歌うべきだとの意見。ミスプリか、女声への編曲者がなにか意図があってそのようにしたのか、真実は不明ですが、少なくとも作曲者自身は、女声合唱版に載っている音の動きは認めていないようです。